カンパーニュを作るときの注意点6選! 初心者による初心者のためのパン作り

お菓子やパンのこと

こんにちは、だんなです。

昨日から仕込みを始めて、今日の午前中にカンパーニュを焼き上げました!

強力粉オンリーのパンも勿論おいしいですが、全粒粉やライ麦の香る

ハードパンも捨てがたい・・

先日作ったフォカッチャもそうですが、普段の食事にも

大切な人と集まるパーティーにも

お酒と共に場を盛り上げてくれる、そんな存在です。

今回は高加水パンで作ってますが、基本的な注意点は同じですので

今日も初心者 to 初心者シリーズ、いってみたいと思います。

本日の目次

・カンパーニュってどんなパン?

・カンパーニュを焼くときの初心者注意点6選!

 ①全粒粉を購入するときは製菓用とパン用があります

 ②強力粉よりも準強力粉がおすすめ!

 ③一次発酵はしっかりと。生地が1.5倍〜2倍になるまで

 ④型の底にはライ麦粉を振って、焦げ防止

 ⑤クープは忘れずにいれること

 ⑥焼き上がりを意識して、表面にもライ麦粉を振る

カンパーニュってどんなパン?

一般的にカンパーニュと呼ばれるパンは正式には「パン・ド・カンパーニュ」といいます。

 フランスパンなどを作る際に使われる準強力粉に

 香り豊かな全粒粉とライ麦粉を加えたハードパンで、

 食卓でハムやチーズなどと一緒にいただくことが多い種類のパンですね。

  

 発酵カゴを用いることで、このようなライン模様をつけることも可能であり、

 クープ(切れ込み)を含めた見栄えの良さからもSNS上でよく目にかけます。

 一方で、ライ麦の香りは好みが分かれるとこではありますので、

 ご覧いただいている中でも「ちょっと苦手・・」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。

 一見するとお家で作るのが難しく見えるかもしれませんが、

 材料を揃えてしまえば特に問題なくできると思いますので、

 ぜひぜひチャレンジしてみたい1品ですね!!

・カンパーニュを作るときの注意点6選!

 ①全粒粉を購入するときはパン用を購入する。

  TOMIZの全粒粉コーナーにいくと、意外と何種類もあります。

  どれがどれで、どれが一番おすすめか・・ということは置いておいて、

  一番大切なのは「パン作りに適しているのはどれか」ということです。

  全粒粉はそれぞれタンパク質の含有量が異なり、それによって

  お菓子を作るのに適しているもの、パンを作るのに適しているもの

  といったふうに分かれているのです。薄力と強力があるってことですね。

  

  粗挽きと細挽きもあるのですが、これは好みだと思います。

  初めてつくられる方は細挽きが良いかもしれません。

  よくパッケージをみてもらうと分かるのですが、

  安いからと言って確認せずに買ってくると、パンを作るのに

  向かないものだった・・なんてことになりかねないので注意です!

  

 ②強力粉よりも準強力粉が個人的にはおすすめ。

  一般的なパンを作るのに使われる強力粉よりも、

  フランスパンを作る時に使うような準強力粉を使う方が

  表面の硬質な感じを含めてよく出る気がしています。

  個人的なお薦めですし、準強力粉は取り扱ってるお店も多くないので、

  参考にされるレシピの通りでよいと思いますが、個人の感想だと思ってください。

  

 ③一次発酵は生地が1.5〜2倍くらいになるまでしっかりと。

  ハードパンに限ったことではないですが、四季の移り変わりがしっかりとしている

  日本では、季節によって気温や湿度が変化します。

  そうなるとイーストの発酵する条件もその都度変化していきます。

  一概にはいえませんが、全粒粉のハードパンを作る時には

  硬めの食感を得るためかイーストが相対的に少なめの印象を受けます。

  なおさら発酵条件が変わってくるので、膨らみ具合をみながら調節が必要です。

  

 ④型の底にはライ麦粉を振って、焦げを防止する。

  使用する型は人それぞれですが、私はオーバル型の鍋にいれて

  鍋ごとオーブンにいれています。

  もちろんキッチンシートを弾くのですが、高温で焼くこともあり

  なにも対応しないと底面が焦げついてしまうことがあります。

  なので、生地を入れる前に底面に当たる部分にライ麦粉を振って対応しています。

  

 ⑤クープ(切れ込み)は忘れずに入れる。

  入れなくてもOKっておっしゃっているサイトも多いのですが、私としては

  必要な作業だと思っています。

  というのも、クープを入れる意味は 焼いている途中にパンの中で発生した

  ガスを外に出してあげる必要性があるからです。

  ハードパンは外が硬くなることから相対的に内部のガスが抜けにくく、

  結果としてクープの有無がパンの出来を左右している可能性が高いと思うからです。

  あと、かっこいいです。単純だけど、結構大事ですよね。

  

 ⑥焼き上がりを意識して、表面にもライ麦粉を振る。

  型に入れて二次発酵させてから、実際に熱を入れ始める前に表面へ

  ライ麦粉を振ります。

  これによって焼き上がりの時に表面が薄く粉を振って白くなった外観が得られ、

  かつライ麦の香りも立つというわけです。見た目も大事。

  

ということで、カンパーニュを焼く時に気をつけたことをご紹介しました。

決して短時間で出来上がるものではないけれど、間の時間に仕事や他のことをしながら

作ることは十分にできるものです。

  

やってみたいけれど、これまでトライができなかった方の お役に立てれば幸いです。

祝日なので感覚麻痺ってますが、金曜日なんですね。

土日でまた小さなケーキを一台焼けるといいなあと思っています。

皆様にお見せできるものができますように・・

日々練習ですね!

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