ザッハトルテを作るときの注意点6選! 初心者による初心者のためのお菓子作り

お菓子やパンのこと

こんにちは、旦那です。

洋菓子の本場ってどこでしょうか。

マカロンやシュークリームを始めとして、

有名なお菓子の多くはフランス菓子であることから

フランス・パリを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

  

が、世界は広いですね。

昔こどもの頃に愛読していた「美味しんぼ」に

フランス菓子至上主義の人にウィーン菓子の素晴らしさを説くエピソードがありました。

小さな頃からお菓子の文化なんかに興味深々だった旦那は

食べたことのないウィーン菓子に憧れを持っていました。

  

その時の美味しんぼで紹介されていたのがリンゴを使ったパイ生地のお菓子

「アップルストュリューデル」とチョコレートケーキ「ザッハトルテ」でした。

前者は極薄の生地を伸ばすことからして、我が家ではまず無理なので、

今回は小さめ12cmサイズのザッハトルテを作りました。

表面の光沢あるグラサージュが綺麗です。

   

ということで、今回はザッハトルテ作りで注意したこと、

また作るなら注意したいこと、始めていきたいと思います。

本日の目次

・ザッハトルテってどんなケーキ?

・ザッハトルテを作るときに気をつけたい注意点6選!

  ①バターと卵は常温に戻しておく

  ②チョコレートは湯煎で溶かした後、人肌くらいまで冷ます

  ③ケーキは十分に冷めてからカットする

  ④天面のカットに自信がないなら上下逆さでも。

  ⑤アプリコットジャムはしっかりと塗る

  ⑥グラサージュは躊躇せずに。うまくいかないならコーティング用を使う

ザッハトルテってどんなケーキ?

 言わずと知れた世界のチョコレートケーキ、ザッハトルテですが

 オーストリア・ウィーンのお菓子です。

 特徴はなんといっても、光沢のある表面のチョコレートコーティングです。

 見るからに美しく、伝統的に「Sacher」と記載してあるお店も多いですね。

  

 コーティングの中はバターとチョコレートをたっぷりと使った

 濃厚なチョコレートケーキにアプリコットジャムを挟み、

 また表面にも満遍なくジャムを塗った上で、チョコレートグラサージュをかけます。

 味わいも濃厚で、アプリコットの酸味とのバランスがなんとも贅沢な逸品。

 お菓子作りをする人が一度は作りたくなる、そんな素敵なお菓子です。

ザッハトルテを作る時に気を付けたい注意点6選!

 ①バターと卵は常温に戻しておく。

  恒例となっております。メレンゲをきれいに立たせるためですね。

  何度も言っていますが、事前準備を忘れると本当に開始タイミングが遅れるんです。

  時間がない中で作る方には要注意な点ですね。

  

 ②チョコレートは湯煎した後、少し冷ましてから使う。

  ほとんどの方がタブレット型の製菓チョコレートを使うんじゃないかなと思います。

  生地を作る時にチョコレートを湯煎するなりレンジに入れるなりで溶かします。

  溶かし終えたら一度冷ましてから卵黄やメレンゲと混ぜます。

  溶けた直後はそれなりに高い温度になっていることが多いと思うので、

  そのまま卵と混ぜてしまうと熱が入ってしまって上手く混ざりません・・

  一つ一つ丁寧に、の精神ですね。

  

 ③ケーキのカットは十分に冷めてからカットする。

  冷めてからシリーズですが、アプリコットジャムを挟むためのカットも

  焼き終わった後に冷めてからが望ましいです。

  ザッハトルテの焼き上がりは他のケーキに比べてしっかりしていて

  前後の変化に乏しい方だとは思いますが、それでも変形します。

  待ってから切り込みを入れる方が無難です。

  

 ④天面のカットに自信がなければ上下逆さでも可。

  ケーキの中央が焼き上がった時点で盛り上がっていることが多く、

  形を整えるために盛り上がった部分だけを切り落とします。

  平にするためには必要な作業なわけですが、慣れないとブサブサに

  なってしまうことも・・

  基本的に底面はきれいにできているので、

  上面をきれいに整えるのが難しければ上下逆さまにすると比較的きれいにできます。

  

 ⑤アプリコットジャムはしっかりと塗る。

  グラサージュを流す前に、アプリコットジャムを間に挟み、

  また少し伸ばして全体に流しかけます。コーティングするようなイメージ。

  アプリコットの味はザッハトルテの大きな特徴なので、

  控えめになりすぎないよう、しっかりとした量を使うことが望ましいです。

  特に外面のジャムを塗るときは、ジャムの性状によっては外面が凸凹になってしまう

  原因になったりもするので、一旦裏漉しをするなどが良いと思います。

  

 ⑥グラサージュは躊躇せずに!固まりにくいようならコーティング用を。

  最後に流すチョコレートグラサージュは、照りがでると本当にきれいです。

  クリームを塗るときみたいに少しとっては塗り、を繰り返していると

  きれいな照りは出ません。

  上から流しかけて、可能な限りパレットナイフなどで整える回数を

  少なくするのが大切です。あまりないかもしれませんが、使うチョコレートに

  よってはなかなか固まらずきれいにいかないことがあります。

  

  その場合は製菓用品のお店にコーティング用のチョコレートが販売されているので

  そういったものを使って作ってみるのも良いかもしれませんね。

   

さてさて、ザッハトルテ特集をお送りしました。

家族でご飯を食べるときは大抵4人なので、12cmケーキくらいがちょうど良いです。

小さいケーキに時間をかけて仕上げていく工程は結構楽しいです。

反省点は色々あるので、機会を見てまたチャレンジしたい一品でした!

  

ではでは、またよろしくおねがいしますね〜

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